シングルパパ、Big Daddy、時々旅人

会社では部下や若手社員のBig Daddy、家では二人の子どもをワンオペで育てるシングルパパ。そして趣味は海外旅行。人生に福あり。

【子連れ海外旅行】美味すぎて2日連続食べたハンバーガー「In-N-Out Burger」

これぞアメリカ!やっぱり食べたい本場のハンバーガー

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North Las Vegasの"In-N-Out Burger"

10数年ぶりに訪れたアメリカは空前の健康ブームで、ヘルシーな食事がもてはやされていますが、やっぱり食べたいのはカロリー満載のファストフード。ハンバーガーとポテトとコーラはTHEアメリカの象徴です。最近はグルメバーガーと呼ばれる食材や調理法にこだわった本格志向のハンバーガーが流行っていて、チェーン店で本当に美味しいハンバーガーをお手頃価格で食べることができます。

 

6~8ドルで大満足の食事ができる"In-N-Out Burger"

旅行前から絶対に行きたいと思っていたのが、アメリカ西海岸で絶大な人気の「In-N-Out Burger」。メニューはハンバーガー、チーズバーガー、ダブルダブルバーガーの3種類のバーガーとフレンチフライ、ソフトドリンクだけです。冷凍の食材を使わない主義で、バーガーのパテ(肉)は注文を受けてから生の状態から焼き、ポテトも注文を受けてからジャガイモをスライスするというこだわりようです。看板メニューになっているシェイクは安定の味ですが、個人的なオススメはレモネード。甘酸っぱさが絶妙です。おかわり自由です!

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North Las Vegas店のメニュー表。中心部の店舗はこれより少し高め

 

裏メニューの「アニマル・スタイル」が凄い

メニューには載っていませんが、誰もが知る裏メニューが幾つかあります。パテ3枚、パテ4枚など追加料金が掛かるものもありますが、多くが無料なので知っておいて損はありません。一番人気なのが、パテにマスタードを塗って焼き、炒めた玉ねぎとピクルスと特製ソースが掛かった「アニマル・スタイル」。激ウマです。これが無料なのは凄い!ちなみにフレンチフライのアニマルスタイルは、ポテトの上にたっぷりとサウザンアイランドのソースを掛けてくれます。カロリーが気になりますが、美味しいので旅の間はカロリーのことは忘れましょう。

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手前からDouble Double Burgerのアニマルスタイル、普通のハンバーガーとチーズバーガー

裏メニューと言いつつも、In-N-Out Burgerの公式サイトに載っていますので、行く前に是非チェックしてみて下さい。

http://www.in-n-out.com/menu/not-so-secret-menu.aspx

 

どこにある?

品質を保つためにフランチャイズ展開は行っておらず、今のところはカリフォルニア州と隣のネバダ州、アリゾナ州の3州の直営店のみのようです。ラスベガスには4店舗あり、そのうちの2店舗に行きました。観覧車ハイ・ローラーのすぐ近くにある店舗は中心地にあって便利です。観光客でかなり混み合っていますが、回転が早いので少し待てば席を見つけることができると思います。開放感があるテラス席がオススメです。

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右側の椰子の木のところに"In-N-Out"があります

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テラス席は解放感があります
オリジナルのグッズはお土産にぴったり

このラスベガス中心部の店舗にはIn-N-Out Burgerのショップが併設されています。キャップやTシャツ、ストラップなどいろんなグッズが販売されているなか、マグカップ 5.95ドルのマグカップを購入しました。帰国してからも旅気分が味わえ、大きさもちょうどいいので重宝してます。

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ショップのグッズ一覧&料金表

アメリカ西海岸への旅行の際には、是非"In-N-Out Burger"に行ってみてください!

 

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【子連れ海外旅行】ラスベガスの怖すぎる絶叫アトラクション

子どもたちが怖がって、もう乗りたがらない…

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ストリップ大通りの北側にあるストラトスフィア・ホテル (Stratosphere Hotel & Casino)に、それはあります。アメリカ西海岸で一番高い350mのタワーの展望台に設置された3つの絶叫アトラクションがどれも凄いんです。絶叫コースター好きの子どもたちが、最初に乗ったBig Shotでギブアップ。その後は父ちゃんだけで挑むことになりました。

 

Big Shot

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どこの遊園地にもあるタイプのアトラクションで、打ち上げられる高さも低いので、子どもたちも僕も油断していました。子どもたちと一列に並んで座り、少し不安そうな下の息子の手を握ってスタンバイ。

3, 2, 1とカウントダウンがあり、一気に打ち上げられます。忘れていましたが、そこは地上300m以上のタワーの上。ひとたび打ち上げられると下が見えず、完全にはるか上空に浮かんでいる感覚になります。足がブラブラで踏ん張れず、なされるがまま。また上空の風が強く、さらなる恐怖感を駆り立てます。

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終わった後は、子どもたちは顔面蒼白。ここでギブアップ宣言が出ました。飛んでいる時間は短いのですが、恐怖度★★★★です。※身長制限:122cm以上

 

X-Scream

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シーソーのような動きでコースターがラスベガスの300m上空に投げ出されるだけの単純なアトラクションです。乗る人は意外に少なく、それを見ているギャラリーだけがたくさん。乗るときは、絶叫するか、恐怖で声が出なくなるか、大喜びするか、その三択です。子どもたちに断られた僕は、何故か客が一人だけの回に当たってしまい、まさかのコースター貸切。もちろん一番前の座席です。やる気のない係員のお姉さんに「Enjoy...」と応援していただきスタートです。

シーソーが下がり、一気にタワーの外に投げ出されます。もちろんレールがあって止まることは分かっていますが、「落ちる〜!!!」と頭がパニックになります。僕は絶叫コースターマニアで、スカイダイビングも2回経験がありますが、この感覚は凄い!の一言です。アドレナリンが全開になります。

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ただ、一度この感覚を味わってしまうと、シーソーの2回目以降は「たくさんのギャラリーのために、叫んだりしたほうがいいだろうか?」「見ている子どもたちに向けて、父ちゃんの凄さを見せたほうがいいだろうか?」ということばかり考えてしまい、純粋に楽しむことができなくなってしまいました…。意外にこのアトラクションの時間が長く、悩ましい時間だけが過ぎていきました。恐怖度は★★★★★です。ただ、ちょっと長いかなと思います。※身長制限:122cm以上

 

Insanity

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残念ながらメンテナンス中で乗ることができませんでした。300m上空でクルクル回るアトラクションです。ラスベガスの街と雄大な自然を一望できますが、まず景色を楽しむことはできないでしょうね…。次にラスベガスに行く機会があれば、絶対に乗ります!※身長制限:122cm以上


そのほかに、SkyJumpというバンジージャンプがあります。あまりやっている人はいませんでしたが、ラスベガスの繁華街に向かって飛ぶので、景色は良さそうです。

 

気になる料金ですが、バンジージャンプだけは別料金です。それ以外の3つのアトラクションは、展望台の入場料とアトラクション1種類で25ドル、2種類で30ドル、3種類全部で35ドルと比較的安めです。乗り放題なら39.95ドルと更にお得です。アトラクション券付の子ども料金はありませんが、展望台入場だけなら12歳以下は14ドルです。金曜と土曜は全ての金額に5ドル(子どもの展望台料金は3.5ドル)プラスとなります。

 

ストラトスフィア・ホテル (Stratosphere Hotel & Casino)

ラスベガスに子連れで行く機会があれば、是非行ってみて下さい。自慢になること、請け合いです!

 

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【つぶやき】死別したということ

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子どもたちを残し、若くしてこの世を去らなくてはいけなかった嫁さんの想いは計り知れない。子どもたちの成長を一番近くで見届けたかっただろう。子どもたちが壁にぶつかった時は一緒に悩んだり助言したかっただろう。恋愛や結婚の相談や報告を受けたかっただろう。孫を抱きたかっただろう。お互いに歳をとった子どもたちと人生の話しをしたかっただろう。
僕とはどんな人生を歩みたかったんだろう?55歳で早期退職して別府に移り住もうなんて話しをしてたけど、そこまで仲良く暮らしてたかな?子どもたちが手が掛からなくなったタイミングで離婚してるかもしれない。
だけど、今となっては、どれも実現しない。

嫁さんが味わった辛さに比べれば僕の辛さは取るに足りないけど、それでも残された僕も苦しくてたまらない。嫁さんがいない寂しさと喪失感、嫁さんを救えなかった無念さに日々苛まされ、月命日には決まって過呼吸症候群になる。
一生に一度の願いが叶うなら、嫁さんを返して欲しい。この苦しさからも解放されるだろう。でも、それは叶わない願いだと分かっている。だったら、この苦しさはいつまで続くのか?
愛した人がこの世からいなくなると、もう二度と会うことも話すことも抱きしめることもできない。今さらながら、それが死別したということなんだろう。

嫁さんに会いたいけど、それはまだまだ先のことだ。嫁さんの想いを継ぎ、子どもたちを立派な大人に育て、嫁さんの分まで幸せに生き抜いていかなきゃいけない。苦しいけど、それが僕の生きる道なんだと思う。

 

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【つぶやき】世間の"普通"って何? 自分をダメにしないように、今の自分を受け入れる

嫁さんへのがん告知、抗ガン剤治療、がん再発、脳転移、余命宣告、死亡確認、葬儀の喪主、父子家庭、子どもの不登校、神経衰弱。

この数年で経験したことは"普通"ではないけど、自分にとっては人生に実際に起こっていることであり、日常であり、ある意味自分にとって"普通"だ。

世間は一般的に普通であることが正しいことだと疑わない。それに当てはまらないと、普通じゃない存在になる。 

自分にとっての普通は、今のありのままの自分。死別を経験し、精神的に不安定になりがちなシングルパパ。世間が求める普通とは違うけど、十分に頑張ってるはず。

今の自分を受け入れ、認め、褒めてあげてもいいのかも。 

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【つぶやき】会社に感謝⁉︎ 次々と難題が降ってきて、50人のBig Daddyになりました

今の自分を表す3つの存在のうち、"Big Daddy"に関して

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以前は会社に幾つかある小さな営業部の一つで部長をしていました。海外出張が多く、時差の関係で勤務時間が長く、シングルパパには家庭との両立が難しいのが実状でした。

 

数ヶ月して、他部署に異動になりました。ウェブコンテンツの制作・更新を行う新部署で、自分以外は各営業チームから集められたアルバイト20人。新しい部署なので全てがゼロからのスタートでした。アルバイトの中から数名を正社員登用し、課長を社内調達し、組織を作り、試行錯誤しながら業務フローを決めていき、3ヶ月くらいで何となくかたちになりました。

 

そんな時、経営陣から海外支店で同じ業務をしている部署のマネジメントをして欲しいと依頼がありました。せっかく仕事が少し落ち着いてきたところですが、どうせ同じ仕事をしている海外の部署なのでと引き受けることに。10名ほどの部下は全員が外国人。出張は深夜発&深夜戻りの日帰り。日本と同じ方法で立ち上げを行い、半年後に何とかこちらもかたちになりました。

 

その途中で会社の部署横断のプロジェクトチームが立ち上がり、部長陣の中から責任者を選出することに。ここでも、まさかの任命を受けて、会社の一大プロジェクトの舵を握ることになりました。

 

会社は自分がシングルパパであることは知っているはず…。1年間で3つの新しい組織を立ち上げ、同時にさばいていくのは、制約が多いシングルパパには至難の業でした。

 

それから1年が経ちました。

どの組織も問題を抱えながらも成長し、部下の数は50人に増えました。20代中心の、本当に可愛い部下たちです。僕のことを"Big Daddy"と呼び、慕ってくれ、父の日と誕生日にはみんなで祝ってくれました。こんなに嬉しいことはありません。この50人の部下以外の迷える若手社員たちの"Big Daddy"としても、日々何かと相談を受けるようになりました。

 

シングルパパと仕事の両立はやっぱり大変です。ですが、仕事は充実していて、お金を稼ぐ以上の意味を持っています。会社が僕に試練を与えたのは、この結果が分かっていたから?真相は分かりませんが、次々と難題を与えてくれた会社に感謝しています。

 

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【つぶやき】愛する人がそばにいたら、今すぐ抱きしめて欲しい

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抱きしめたくても、嫁さんはこの世にいない。

あんなに愛おしい子どもは一親等、自分に無償の愛を注いでくれる親も一親等。親等とは自分からの距離のこと。そして配偶者は0親等。自分と同じ。

夫婦って、良い時も悪い時もあるけど、何故か悪いことばかりが目に付いてしまいがちだ。

でも自分の親や、時には自分自身以上に自分のことを知ってるのって、配偶者だったりする。

すぐ近くにあるものは、価値が分からなくなる。

失ってから初めて気付いても、もう抱きしめることはできない。

愛する人がそばにいたら、今すぐ抱きしめて欲しい。

【つぶやき】日々の料理は、シングルパパの意地と誇り

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去年の運動会のお弁当

嫁さんがいた時は、とにかく家ではぐうたら父ちゃんでした。仕事が忙しかったのもあるけど、家のことは全て嫁さん任せ。自分の好きな時に子どもの面倒を見て、イクメンだと思っていました。

嫁さんが永遠の旅に出て、いざ子どもたちを一人で育てていくことになり、どれだけ家のことを何一つ知らなかったかを実感。今更だけど、嫁さんには感謝しても感謝しきれません。

その時、子どもたち二人は小学生。これから思春期を迎え、反抗期がきて、受験戦争に翻弄され、たくさん恋愛をして、就職して、ここから巣立っていくでしょう。仕事・家事・子育てを一人でやっていかなきゃいけないけど、まずは子どもたちが最優先。子どもたちが「うちにはお母さんがいないから」なんて寂しい思いをしないよう、周りの人たちから「あの家は奥さんがいないからね」なんて言われないようにしたい。嫁さんがいた時と同じ環境をできるだけ維持したいけど、仕事・家事・育児に追われる父ちゃんにできることは何か?それは毎日の料理でした。

 

最初のうちは会社の帰りにスーパーで惣菜を買っていましたが、毎日母親が作った出来たての料理を食べていたからか、子どもたちが全く食が進みません。スーパーの惣菜が悪い訳ではなく、十分に美味しいのですが、「出来合いは買わず、絶対に自分で作る」ことを誓いました。また全員一緒に食べることも。子どもたちが大きくなると、いつまで続けられるか分かりませんが、子どもたちが美味しそうにご飯を食べる姿を見て”父ちゃん、頑張ろう!”と奮起します。

 

 

そりゃー、仕事でクタクタになって、「もう無理」と思うことはあります。だけど、美味そうに自分が作ったご飯を食べる子どもたちのことを想像して、日々頑張るしかない。たまにスーパーの総菜を買おうが、子供たちは気にしないと思いますが、シングルパパの意地です。

あと子どもの部活の時の弁当や運動会の弁当などは、みんな興味津々らしく、注目度が高い...。確かに「お父さんが作る弁当はどんなんだろう?」と気になるのは理解できます。別にだからどうってことはないのですが、どうせ作るなら「おおっ!」と思わせたいので、結構気合が入ります。運動会のお弁当に至っては、「おせち料理か?!」と思う感じです....。 

不要な意地かもしれませんが、自分が頑張れることを頑張っていきます。

 

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