シングルパパ、Big Daddy、時々旅人

会社では部下や若手社員のBig Daddy、家では二人の子どもをワンオペで育てるシングルパパ。そして趣味は海外旅行。人生に福あり。

嫁さんと結婚した ⑩2人目の誕生

マイホームに引っ越したと思ったら、出産予定日の1ヶ月前。本格的に出産の準備に入った。

1人目は出産予定日から2週間も粘り、陣痛促進剤で出すことになったが、2人目は早く生まれてくる可能性があるとのことで、いつ陣痛が来ても車で病院に行けるように、禁酒スタート。大型案件の仕事も終わったので、会社からも出来るだけ早く帰れるようにした。

出産予定日の2週間前になり、1週間前になり、予定日を迎えても、なかなか出てくる気配がない2人目。やっぱり嫁さんのお腹の中が心地良いのか…。そして1週間が過ぎ、「お前もか⁈」と思っていた出産予定日から10日後の夜中の1時に陣痛がキター!この日のために何度もシュミレーションを重ね、病院に持って行く荷物をまとめ、着て行く服も用意していたので、いたってスムーズ。のはずが、案の定慌ててしまい、上着を後ろ前に着ていたことに病院で気付く。

4歳になった娘も興奮していて、夜中なのに目がバッチリ。陣痛が段々と強くなっていき、嫁さんが辛くなってくると、娘も心配な様子。出産準備のために嫁さんが病院の個室から陣痛室に移るも、子どもは陣痛室には入れない。嫁さんが陣痛室で痛みに苦しんでいる一方で、陣痛室の外では不安と心配に耐えきれなくなった娘が泣き出す始末。「そうだ、娘にアニメでも見せよう。それも時間が長いやつを」と思い立ち、病院の貸出用のビデオから選んだのが「もののけ姫」。娘を病室に連れていき、ビデオを再生し、嫁さんがいる陣痛室に戻った。娘がどんな様子でビデオを見ていたかは定かではないが、4歳児には刺激が強かったようで、それから「もののけ姫」がトラウマになってしまった…。

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朝方になって陣痛が更に強くなり、分娩室に移った。娘のことは心配だけど、嫁さんの出産に立ち会うことを優先し、白衣を着て出産に備える。病院到着からここまで、病院側にはベテランの看護師さん1人だけ。何度も医師に連絡をしているが遅れている様子で、医師抜きで出産の最終段階に入る。立会い出産は2回目だけど、看護師さんは1人で必死に対応中、嫁さんは命を生み出す偉業の真っ最中、映画を見終わった娘が分娩室の外の廊下で大泣き中。そして自分は嫁さんの手を握ることしか出来ず、無力さを実感中。

もう生まれる〜という時に医師が到着。その5分後に「オギャー!」。3500gと大きく元気な男の子が誕生。父は無力ながら、感動で号泣…。生まれたばかりの息子を看護師さんと一緒に洗ってあげ、初めての抱っこ。我が家の男同士、よろしく頼むね。その後、廊下にいた娘を抱っこして、出産を頑張った嫁さんを抱きしめた。父として、夫として、男として最良の日。

追伸: 男女の産み分けの本がどれくらい役に立ったかは定かではないけど、希望していた男の子が誕生。もう一人プリンセスが増えるのも良かったかな〜と思うけど、同士が出来たのは心強い。

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