シングルパパ、Big Daddy、時々旅人

会社では多くの部下のBig Daddy、家では二人の子どもをワンオペで育てるシングルパパ。そして趣味は海外旅行。人生に福あり。

嫁さんの病気のこと ②ガンとの闘い

紹介された中野医師は、本当に良い人だった。ただあまりに人が良すぎて、患者やその家族に寄り添うばかりに診察に相当時間が掛かる。前の診察が詰まっていると、診察の予約時間から1時間以上待たされることも度々。朝から晩まで患者の相手をしていて、ご飯を食べる時間もない様子。そんな生活をしているからか、医師なのによく風邪をひいていた…。

 

嫁さんの治療は、最初に化学療法、半年後に手術、その後に放射線療法の順番となり、早速治療に入った。抗ガン剤からのスタート。吐き気、嘔吐、手足のしびれ、脱毛と副作用が続く。この間に娘のお遊戯会、卒園式、入学式などの行事が立て続くが、常に嫁さんは笑顔を絶やさないし、治療に対する弱音も吐かない。家事もやるし、ママ友との交友も欠かさない。治そうとする気持ちと治るという自信、そして妻として母として女性として何も妥協しないという覚悟。僕に対しても一度も弱音は吐かなかったが、本当は苦しくてたまらなかったんだと思う。

 

手術の日。嫁さんに「ゴメンね」と言われる。謝らなくちゃいけないのは、こっちだよ。しこりに気付いた時に、何で一刻も早く病院に連れて行かなかったのか、どうして大丈夫だと高を括って放置したのか。後悔しかない。手術が終わって麻酔で眠っている嫁さんに向かって、何百回も謝った。

 

手術後は放射線療法に入った。平日の週5日、1ヶ月にわたって、毎日毎日放射線を1分間照射する。嫁さんは毎日自分で車を運転して、1分間の治療のために病院に通った。

 

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一通りの治療が終わり、体内のがん細胞は無くなったであろうとのこと。3ヶ月に一度の検診は必要だけど、ガンとの闘いは終わった。

とこの時は思っていた。

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