2017年8月某日のタイの流行ってない床屋にて
自分がバックパッカーだった頃は、旅行中に海外の床屋で髪を切るのが当たり前で、その度に変な髪形にされるのが恒例行事でした。この度、髪の毛が伸び切ったままで旅行に来てしまったので、息子と一緒にホテルの近くの客がいない床屋にやってきました。
英語も日本語も通じない床屋のおじさんへのオーダーは、「ベッカム!」
客はゼロ。床屋のおじさんに英語で話しかけてみるも、NG。もちろん日本語もNGなので、床屋の中に貼ってあった十数年前のベッカムの写真を指差して「ベッカム!」と伝えると、「はいはい、分かった」という感じでコミュニケーション成立。料金は80バーツ(約240円)とのことなので、「OK」と回答しました。
いざ、断髪がスタート!
「ベッカム!」と注文され、俄然ヤル気の床屋のおじさん。息子は涼しい顔でおじさんに髪の毛を委ねます。
容赦なくバッサリと....
昔に日本でも見かけたようなバリカンで、容赦なく髪の毛を刈り上げていき、髪の毛がバサバサと落ちてきます。
ジャジャーン、あっという間に「ベッカム!」ではなく、タイの子どもに変身!
ものの5分で断髪終了。もちろんシャンプーなんて、ありません。
ベッカム風のソフトモヒカンでお願いしたのですが、そこいらにいるタイ人の子どもに変身しました。息子が不服なのも分からないでもないですが、Beforeと比べると、随分スッキリしました。髪の毛はすぐ伸びてくるので、良しとしましょう!
息子は「もう二度と海外では髪の毛は切らない」と言っていますが、またどこかの国の流行ってない床屋で髪の毛を切ってみたいと思います。