シングルパパ、Big Daddy、時々旅人

会社では部下や若手社員のBig Daddy、家では二人の子どもをワンオペで育てるシングルパパ。そして趣味は海外旅行。人生に福あり。

【シングルパパの手料理】5日間でアジア5ヶ国旅行!料理で旅するアジアン・ウィーク

毎日の料理が面倒...。なら、気持ちを入れ替えて楽しく料理しよう!

仕事・家事・子育てを一人で行うワンオペのシングルパパなので、日々の料理は義務(責任?)です。いくら毎日作るものが決まっているといっても、特に仕事が忙しい時期は会社から帰宅後に料理をすることが死ぬほど面倒。

そんな時は料理をすることに"楽しみ"の要素を加えるようにしています。「がっつり肉ウィーク」とか「創作料理ウィーク」とか、料理をするモチベーションを高めます。

 

第一回 アジアン・ウィーク

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今回挑戦したのは、「アジアン・ウィーク」。出張や旅行で行く機会が多いアジアは美味しい料理が多く、"食べる"ことが現地での一番の楽しみ。自分で料理するのは難しいかな...と思いますが、もともとは家庭料理が主流なので、手早くできる料理が多いです。また市販のCook Doみたいな調味料を使うと簡単ですし、多少材料が足りなくても普段の調味料を使って美味しく作れます。今回、アジアン・ウィーク用に買い足したものは、月桂樹(ローリエ)のみ。基本的には冷蔵庫の中にある材料と調味料、一部は海外で買った調味料を使って作ります。

 

Day 1. フィリピン

出張で定期的に訪れる国、フィリピン。シャイな人が多いですが、非常に献身的で、嫌な目に遭ったことはありません。アメリカ統治時代の影響で英語が広く通じ、現地のタガログ語と英語が混ざった「タガリッシュ」がよく使われます。一方でスペイン統治時代が長かったので、スペインの影響も大きいです。フィリピン人の名前は半分くらいがスペイン系の名前じゃないかな?「アントニオ」とか「ホセ」などの名前が多いですが、顔は普通のアジア人です(笑)。

また料理もスペインの影響が大きく、フィリピンの家庭の味(日本でいえば肉じゃが)の「アドボ(Adobo)」は、スペイン語で「マリネ」という意味。肉を醤油とお酢で甘辛く煮込んだフィリピン家庭料理の定番です。日本同様に白ご飯をよく食べるので、ご飯に合う味が濃い目の料理が多いのが特徴です。他のアジア諸国のようなスパイシーな料理はあまり無いので、日本人には万人受けするのではないかと思います。

 

Day 2. インドネシア

こよなく愛するバリ島は、インドネシアの東側に位置します。タイ料理のような多彩さやパンチはありませんが、どことなく素朴な味が大好きです。料理自体は辛くないものが多いので、子どもでも食べられないものが少ないです。辛くしたい時は別皿に入っているサンバルを加えます。唐辛子やニンニク、赤玉ねぎ、トマト、塩などをすり潰して作るサンバルはレストランによって味が異なり、本当に美味しいものは持って帰りたくなるほど。どのスーパーにも瓶詰やプラスチック容器のサンバルが何種類も売られていますので、バリに行った際には大量に買って帰っています。

 

Day 3. 韓国

お隣の国、韓国は美味しいものがたくさんありますね~。この距離なので、美味しいご飯を食べるためだけの目的で週末にふらり出掛けたくなります。韓国料理で使う調味料は日本料理のものと似ていますが、牛肉だしやコチュジャンがあると一気に韓国料理の味に近くなります。さすがにキムチは市販のものを買ってきますが、そこにひと手間掛けると更に美味しくなります。キムチの容器に砂糖とごま油、3cm幅くらいに切った生のニラを適量入れて、一晩置くだけ。味にコクと甘みが追加され、少し高級なキムチに変身しますよ!

 

Day 4. タイ

アジアン・ウィークにタイ料理は欠かせません。昔から本当に好きで、子連れでタイに行った時も美味しいタイ料理をたくさん食べる意気込みだったのですが、何せ辛い料理が多いので子どもには不評...。もちろん辛くない料理の種類も多いのですが、食べたかったのが思いっきり辛いタイ料理だったので、子どもたちには支持されませんでした。ちなみに辛い料理はタイ北部のものが多いようです。プーケットなどの海辺では魚介類が多く使われます。どこで何を食べても大きく外れることがないのは、大阪同様に食に対する誇りと拘りの現れなのかもしれません。

 

Day 5. シンガポール

中華系、マレー系、インド系の住民に加え、さまざまな国の人たちが住む多民族国家ですので、"これがシンガポール料理だ!"というインパクトが強い料理はありませんが、老若男女を問わず大好きな「海南チキンライス」や「チリクラブ」などが定番のシンガポール料理です。家で作るのは難しいですが、豚スペアリブをスパイスや漢方で煮込んだ肉骨茶(バクテー)は絶対にシンガポールで食べたい一品。味がよく染み込んだ肉も美味しいのですが、とにかくスープが絶品!シンガポールに行った際は是非ご賞味ください。

 

総評

前日の夜にある程度の仕込みをしておくことで、毎日30分の調理時間で5ヶ国の晩御飯を作ることができました。ありです。世界三大料理の中華料理を残しているので、第二回のアジアン・ウィークも近いうちに開催したいと思います。

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