シングルパパ、Big Daddy、時々旅人

会社では部下や若手社員のBig Daddy、家では二人の子どもをワンオペで育てるシングルパパ。そして趣味は海外旅行。人生に福あり。

【つぶやき】死別したということ

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子どもたちを残し、若くしてこの世を去らなくてはいけなかった嫁さんの想いは計り知れない。子どもたちの成長を一番近くで見届けたかっただろう。子どもたちが壁にぶつかった時は一緒に悩んだり助言したかっただろう。恋愛や結婚の相談や報告を受けたかっただろう。孫を抱きたかっただろう。お互いに歳をとった子どもたちと人生の話しをしたかっただろう。
僕とはどんな人生を歩みたかったんだろう?55歳で早期退職して別府に移り住もうなんて話しをしてたけど、そこまで仲良く暮らしてたかな?子どもたちが手が掛からなくなったタイミングで離婚してるかもしれない。
だけど、今となっては、どれも実現しない。

嫁さんが味わった辛さに比べれば僕の辛さは取るに足りないけど、それでも残された僕も苦しくてたまらない。嫁さんがいない寂しさと喪失感、嫁さんを救えなかった無念さに日々苛まされ、月命日には決まって過呼吸症候群になる。
一生に一度の願いが叶うなら、嫁さんを返して欲しい。この苦しさからも解放されるだろう。でも、それは叶わない願いだと分かっている。だったら、この苦しさはいつまで続くのか?
愛した人がこの世からいなくなると、もう二度と会うことも話すことも抱きしめることもできない。今さらながら、それが死別したということなんだろう。

嫁さんに会いたいけど、それはまだまだ先のことだ。嫁さんの想いを継ぎ、子どもたちを立派な大人に育て、嫁さんの分まで幸せに生き抜いていかなきゃいけない。苦しいけど、それが僕の生きる道なんだと思う。

 

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