シングルパパ、Big Daddy、時々旅人

会社では部下や若手社員のBig Daddy、家では二人の子どもをワンオペで育てるシングルパパ。そして趣味は海外旅行。人生に福あり。

【子連れ海外旅行】エア・チャイナ(中国国際航空)のビジネスクラスに乗ってみた本音 ①地上編

さっそく総評

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想像以上に大満足&お買い得です。ハード面(機材、座席、機内エンターテイメント)とソフト面(機内食、サービス)に対する料金を考えてみると、150点くらいあげてもいいかもしれません。予め相当数の方のブログを読ませていただいていたので、北京での乗り換え時間には余裕を持ち、良い機材のフライトを選んで予約したので、特にマイナス点もありませんでした。
 
チェックイン(成田空港/第一ターミナル)★★★★★

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エコノミークラスのチェックインは長蛇の列

エア・チャイナのカウンターがオープンする時間はフライトによって異なりますが、15時台の北京行きは3時間前からのオープンでした。ANAがハンドリングしています。ビジネスクラスとエコノミークラスのカウンターが通路(人が並ぶところ)を挟んで向かい合わせにあり、入口で"エコノミーなら右の長蛇の列に並ぶ"、"ビジネスは左側の赤い絨毯のカウンターで迎えられる"という格差社会のような選択肢があります。まず旅の始まりから優先感を味わえます。

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ビジネスクラスのカウンターへの入口
どちらのクラスのカウンターも北京行きと上海行きの両方のフライトで共用していますが、ビジネスクラスのカウンターでも時間帯によって混み合います。僕たち家族は3時間前に行ったので一番乗りでしたが、その後に段々と混み合ってきました。と言っても待ってるのは2~3人だけなのでエコノミーの混雑具合とは全然違いますが、せっかくビジネスクラスに乗るのであれば待ち時間ゼロを味わいたいですね。

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ビジネスクラスのカウンターは赤絨毯が敷いてあります

 

ラウンジ(成田空港) ★★★★
エア・チャイナの格安ビジネスクラス利用ですが、もちろんスターアライアンスのラウンジが使用できます。エア・チャイナは第四サテライトから出発するので第四サテライトの「ANA LOUNGE」が一番近いですが、途中の第三サテライトにユナイテッド航空のラウンジがあるので、まずは「UNITED Club」に立ち寄りました。

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微妙な和洋折衷という雰囲気ですが、高級感があります。駐機してある飛行機や離発着する飛行機を見ながら生ビールを飲むことができるのはポイントが高いです。居心地は非常に良いのですが食べ物がシンプルなので、ここでは食前酒&おつまみで留めておき、後でANAラウンジでがっつり食べる流れが定番でしょうか。

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食べ物のセレクションが少ないのが残念です

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無料の生ビールはアサヒのスーパードライ

UNITED Club」に後ろ髪をひかれつつ、第四サテライトの2階の「ANA LOUNGE」へ。広々としたエントランスに長いカウンター、スター・ウォーズ塗装のANA機が展示されていたりと期待が高まります。

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が、中に入ると事務的というか、閉塞的というか、高級感がない...。一番大きな原因は窓が一つもないことだと思いますが、色気がない日本車の内装といった感じでした。ヌードルバーがあるエリアはフードコートみたいだし、ラウンジに来てまで山菜そばなんか食べたくないし、かといって食べ物が凄く充実している訳ではない。焼きそばと鶏の唐揚げって祭りの屋台じゃないんだし。ANAのお高いビジネスクラスを利用している訳ではないので文句は言えないけど、僕は非日常的な空間で美味しい酒と料理を楽しみたいだけなんです。ということで、次の機会があれば「UNITED Club」だけでいいかなと思います。

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ラウンジ(北京空港)★★★★★

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ビジネスクラス利用ですが、エア・チャイナのファーストクラスラウンジが使えます。特にどこにも書いてないですが、ビジネスクラスのボーディングパスを持ってファーストクラスラウンジに行くと、そのまま普通に入れてくれます。どうもビジネスクラスラウンジと内装や食事の内容は殆ど変わらないようですが、こちらのほうが空いてるし、「ファースト」という名前に優越感があるので行きも帰りもファーストクラスラウンジを利用しました。無料Wifi完備ですが中国ではGoogleやFacebookが見れないので、日本を出発する前に無料のVPNのアプリを入れていきましょう。このアプリがIPアドレスを中国国外に入れ替えることでGoogleやインスタ、LINE、Facebookが使えるようになります。

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さてファーストクラスラウンジは「貴賓室」という漢字の名前がぴったりです。開放的な空間に家具がゆったりと配置され、食事や飲物も充実しています。是非とも食べたいのはその場で作ってくれる牛肉麺と、セイロで蒸された点心。その他にもお粥やホテルのビュッフェコーナーみたいなものもあって、中国4000年の食の奥深さを感じます。お酒はバーカウンターに自分で入って、自分で作るパターン。誰にも気兼ねしないので、ついつい飲み過ぎます。あとソフトドリンクも種類が相当多いですが、オススメは茶葉から入れる何種類もあるお茶とネスカフェの缶コーヒー。日本では殆ど缶コーヒーを飲まないのに、何故かこの北京空港の缶コーヒーが好きです。

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その場で作ってくれる熱々の牛肉麺

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朝食の時間帯はお粥や点心などのほか、洋食も用意

乗り継ぎ時間が長ければ個室になっている睡眠室が10部屋ほどあります。起こしてくれる訳ではなさそうなので、寝過ごさないように注意が必要です。乗り継ぎ時間がそれ程無くても試して欲しいのがシャワー室。掃除する人が常に近くにいて、誰かが使う度にタオル4点セット、スリッパ、シャンプー類4点、アメニティグッズ8種類を新しいものに取り換え/補充してくれます。空いていれば予約なしで使えますので、是非このシャワー室を使ってみてください!

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チェックイン(シンガポール)★★★★★

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複数の航空会社のビジネスクラス&ファーストクラスの専用チェックイン・ラウンジ「SATS PREMIER CHECK IN LOUNGE」が利用できます。エア・チャイナの通常のチェックインカウンターのすぐ後ろ(5番カウンターの裏)でした。待ち時間ゼロで、革張りのゴージャスな椅子に座ってチェックイン。この部屋から直接セキュリティに行く通路があり、優越感がハンパないです。エア・チャイナのビジネスクラスに乗るなら、絶対にこのシンガポールのチェックイン・ラウンジを利用してください!

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ラウンジ(シンガポール)★★★

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複数の航空会社のラウンジを請け負う「SATS PREMIER LOUNGE」でした。シンガポール・チャンギ空港と言えば、あのシンガポール航空の本拠地であり、ラグジュアリーなシンガポール航空のラウンジ「SilverKris Lounge」があります。エア・チャイナもシンガポール航空も同じスターアライアンスなのでもちろんシンガポール航空のラウンジも利用できますが、エア・チャイナが使用するターミナル1にはそのラウンジがありません(残念)。ターミナル2や3に移動してシンガポール航空のラウンジを利用してからターミナル1に帰ってくることもできますが、旅の終わりで疲れていたので素直にターミナル1の「SATS PREMIER LOUNGE」だけを利用しました。ですが、無理してでもシンガポール航空のラウンジに行けば良かったと思う結果に。

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まずラウンジの雰囲気が「待合室」みたいで「貴賓室」ではありません。何か昭和なイメージです。食事はがっつり主食系(炭水化物)が充実していますが、酒のつまみになりそうなものがチーズくらいしかありません。お酒とソフトドリンクはまあまあな品揃えですが、この日は運悪く飲物用の冷蔵庫が壊れていて、氷水に飲物を入れて冷やしていました(それが間に合わず、ぬるい)。シャワーは掃除されてなくて、あまり使いたいと思う感じではありませんでした。

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地上サービスだけで7.8万円の航空券代金の元を取った気がします

今回ビジネスクラスを利用したのは、広々とした座席でゆっくり移動したいという理由でしたが、すっかり地上サービスだけで航空券代金として支払った7万8千円の元を取ったんじゃないかというくらい、普段のエコノミークラスとは違う濃厚なサービスを受けました。

続いて、②機内編 です。

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