シングルパパ、Big Daddy、時々旅人

会社では部下や若手社員のBig Daddy、家では二人の子どもをワンオペで育てるシングルパパ。そして趣味は海外旅行。人生に福あり。

【つぶやき】また人を好きになることは許されるのか?

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最近立て続けに2つのドラマを観た。それが「おっさんずラブ」と「中学聖日記」。どっちもその時には知らなかった去年のドラマだけど、何かの巡りあわせで今頃になって観ることに。観始めたら止まらず、全話をぶっ通しで観て、何度も何度も繰り返している。

テーマはどちらも「純愛」で、根幹にあるメッセージは「老若男女、誰かを好きになることに正しいも間違ったもない」。"男同士"と"教師と生徒"で異なるが、どちらも一般的ではない世間から認められにくい恋愛。

あんなに好きだった嫁さんが永遠の旅に出て、心に巨大な穴が開き、自分の生き甲斐は「子供たちを一人前の大人に育てること」だと言い聞かせ、嫁さんのところに行きたい気持ちを抑えてきた。周りには何度も再婚を勧められたけど、嫁さんへの想いが強く、そういったことを言われることに嫌悪感を抱いてきた。あれから3年半、新しい恋愛をしようと思ったことはない。

ドラマを観て思ったこと。やっぱり"人を愛し、愛されたい"。嫁さんは今でも大好きだけど、その想いだけでこれからの半生を過ごしていける自信がないし、やっぱり寂しい。かと言って、また他の人を好きになることができるかも分からない。

誰か好きな人がいる訳ではないし、そんなことになったら嫁さんに申し訳ないという気持ちが大きいし、思春期&反抗期の子供たちに与える影響を考えると前に進めないのではないかと思うけど、自分の人生に「子供を育てる」こと以外の意味を持たせてもいいのではなかろうか。

死別経験者の恋愛や再婚は非常にハードルが高いと言われる。僕も心の傷が自分が思うより深く、PTSDに苛まれてきた。それでも自分の残りの人生のために一歩前に進んでいいのではないかと思い始めた。

こんな立場でまた人を好きになることは許されるのか?