シングルパパ、Big Daddy、時々旅人

会社では部下や若手社員のBig Daddy、家では二人の子どもをワンオペで育てるシングルパパ。そして趣味は海外旅行。人生に福あり。

【つぶやき】5年振りの帰省

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この5年間、九州の実家には一度も帰っていない。それまでは嫁さんがきちんと計画して、九州の僕の実家と四国の嫁さんの実家に毎年帰省していた。

最後に帰省したのは嫁さんの体力があった時で、その後も嫁さんは僕の実家に行きたがった。僕の両親に孫である子どもたちの成長を見せたい、身近に祖父母がいない子どもたちに思いっきりおじいちゃん・おばあちゃんに甘えさせてあげたい、何より昔から自分の実家と距離を取っている僕にその関係性を修復して欲しい、嫁さんはそう願っていた。

 

だけど、嫁さんがいなくなってから僕は一度も実家に帰っていない。

電話で僕を心配する親に対して、「仕事も家事も育児も一人でちゃんとやってるから大丈夫」と答えていたが、全くそうではなかった。親に心配を掛けたくなかったのか、自尊心からなのか、そんな状況を知られるのが嫌だった。

精神が崩壊して、嫁さんを後追いすることしか考えられないことを悟られたくなかった。

実家の家族や親戚に嫁さんのことを聞かれるのが嫌だった。

 

でもやっと、来月に5年振りに実家に帰省することにした。子どもたちには留守番をしてもらって、1泊2日で自分一人で。

そのことを連絡したら、両親は本当に喜んだ。子どもたちを置いて一人で帰る理由については「話があるから」と伝えたが、何か重い病気になったとか、悪いことが起こったんじゃないか心配したみたいで、思い悩んだ末に翌日に連絡があった。「悪い報告も良い報告もないよ(笑)」と伝えたので安心したっぽいけど、心配させてゴメンなさい…。

 

やっと前を向いて自分の人生を生きることを決めたこと、本当に長い間心配を掛けてきたことを謝りたいこと、これからはちゃんと親孝行をしていくということ。これがその「話」。

結局、常に嫁さんが正しい(笑)。嫁さんに報告したいな。