シングルパパ、Big Daddy、時々旅人

会社では部下や若手社員のBig Daddy、家では二人の子どもをワンオペで育てるシングルパパ。そして趣味は海外旅行。人生に福あり。

嫁さんの病気のこと ⑩2回目の入院

今回の入院がいつまで続くのか、退院できるのかも分からない。そんな中で嫁さんは入院初日に隣のベッドのおばあさんと喧嘩をしたとのこと。一晩中「私は死ぬんだ」とうるさいので、喧嘩になったとのこと。そんな元気があれば、2人とも直ぐにはお迎えは来ないよ(笑)。

だが、やはり今回の入院は前回とは違っていた。嫁さんのベッドはナースステーションの隣りで24時間体制。1人でトイレに行くのも難しく、シャワーは介助が必要。救急車で運ばれた時には意識が戻らない危険もあったので、助かったことだけでも喜ばなくてはいけないんだけど、やっぱりショックは大きい。

病院から最期をどう迎えたいかという話しがあり、自宅に連れて帰りたいと伝えた。条件は体力が落ちて生活に支障が出ている嫁さんを24時間介護できること。そのためには一階に介護用ベッドを置き、トイレに介助手すりを設置するなどの対応が必要。介護用品レンタルの会社に連絡をし、市役所で要介護認定の手続きを行い、訪問医とヘルパーさんの手配をした。そして自宅に受け入れ準備が整ったのは、入院から4日後。嫁さんには「頑張って回復したから、先生が明日退院していいって!」と伝えた。嫁さんの返答は「退院しない。もうあなたとは離婚よ!」

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介護用ベッドの話しなんかしたら怒り出すことは分かっていたので、家に着いてから説明するつもりでいたところ、退院の前日に息子が「母ちゃんのベッド、カッコいいよ〜!」とバラしてしまい、母ちゃんおかんむり。離婚して、実家のある四国に子どもたちを連れて帰って、暮らしていくという。

1時間に及ぶ説得の結果、ようやく渋々家に帰ることに。そして2回目の入院生活は5日間で無事に終了。

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