シングルパパ、Big Daddy、時々旅人

会社では部下や若手社員のBig Daddy、家では二人の子どもをワンオペで育てるシングルパパ。そして趣味は海外旅行。人生に福あり。

【子連れ海外旅行】子どもと一緒に海外で泊まるホテルはどう選ぶ?

子どもの気まぐれに対応できるホテルを選ぶ

海外というだけで気掛かりなことが多いのに、子連れとなると悩みは尽きません。最適なホテル選びは子どもの年齢にもよりけりですが、海外で子どもは急に体調を崩したり、機嫌が悪くなったり、時差の関係で眠れなくなったりと、大人が振り回されることが多々あります。旅行先でのホテルは、その土地での拠点になる場所。特に子連れの場合は"寝るだけだから、どんなホテルでもいい"という訳にいはいきません。旅行の仕事に20年以上従事してきた経験、またこれまでの家族旅行の経験から、年齢別に最適だと思われるホテル選びの条件をご紹介します。子連れ旅行ということで、特にリゾートのホテルを想定しています。

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乳幼児(0歳~2歳)
  • 中心地にある、または中心地に近い
  • 設備(プール、レストラン、スパなど)が充実している大型ホテル、コンドミニアム
  • 幼児用プールがある(水深が10cm~20cm程度)
  • 部屋にキッチン、または簡易キッチンがある
  • ベランダがない、またはベランダが柵ではない
  • 朝食付、または朝食が食べられるレストランがある

暑さ・寒さに弱く、お昼寝が必要な年齢ですので、観光や食事の合間にホテルの部屋に戻ることを想定する必要があります。公共交通機関の利用に不安がある年齢ですので、徒歩やタクシー等で直ぐに戻れる立地のホテルが望ましいでしょう。また急に機嫌を損ねて、お出掛けを拒否したりもしますので、ホテルの部屋やホテル敷地内で過ごす時間が多くなりがちです。

子どもが現地の食べ物を殆ど食べない可能性がありますが、コンドミニアムや簡易キッチン付の部屋であれば、ちょっとしたものを作ったりもできます。また子どもが疲れて晩御飯を食べに出れない時には、近くでテイクアウトしたり、コンビニで買ってきたものを部屋で食べることができます。

子どもに振り回される可能性が高いとはいえ、親もホテル滞在を楽しみたいもの。ホテル内にスパやエステがあれば、どちらかに部屋やプールなどで子どもの面倒を見てもらっている間に、普段の疲れを癒すこともできそうですね。

 

幼児(3~6歳)
  • 中心地にある、または中心地に近い
  • 設備(プール、レストラン、スパなど)が充実している大型ホテル
  • プールで浮輪が使用できる
  • 添い寝の場合の子ども料金が無料
  • 朝食付、または朝食が食べられるレストランがある

だんだんと行動範囲が広くなり、旅行先で楽しめるものも増えてきます。但し、気温の変化などにはまだまだ注意が必要ですし、旅先での体力を考慮すると、ホテルで過ごす時間が多めになることを想定したほうが良さそうです。

注意が必要なのが、プールで浮輪が使用できるかどうか。意外にNGのホテルが多いので、事前に確認しておいたほうがいいでしょう。またホテルによっては添い寝の場合でも別途子ども料金が掛かったり、エキストラベッドを手配する必要があるケースがあります。子どもが一緒の部屋に宿泊する場合の条件を事前に確認しましょう。

 

小学生
  • 中心地にある、または公共交通機関の利便性が高い
  • 3~4人で1部屋に宿泊できるホテル、コンドミニアム、Airbnb
  • 添い寝の場合の子ども料金が無料
  • 周辺にレストランやエンターテイメント施設などが多い

リゾート地だけではなく、都市や大自然を楽しむ旅行へと選択肢が広がります。せっかくなので、移動や観光に公共交通機関を利用してみてもいいかもしれません。それ自体が旅の楽しみになります。リゾート地であればプールなどの設備が充実している大型ホテルに越したことはありませんが、その限りではありません。

小学生になると大人と同じ扱いをされ、ベッドが1台必要になるか、都市部のホテルでは2部屋が必要になる場合があります。2部屋利用になる場合は、2部屋が内部の扉で行き来できるコネクティングルームや隣り合ったアジョイニングルームの利用が理想的ですが、チェックインするまで確約できないことが多いのも事実。添い寝であれば12歳までは無料といったホテルも多く、それらの条件はホテルによってかなり異なるため、事前の確認が必要です。家族全員で1部屋に宿泊するのが難しい場合は、コンドミニアム(サービス・アパートメント)やAirbnbの利用も視野に入ります。

また夜に出歩くことも可能な年齢です。とは言え、あまり夜遅い時間帯までは無理なので、ショーなどのエンターテイメント施設やレストラン街などに近く、直ぐに歩いて帰れる立地が好ましいでしょう。

 

中学生
  • 中心地にある、または公共交通機関の利便性が高い
  • 3~4人で1部屋に宿泊できるホテル、コンドミニアム、Airbnb
  • 周辺にレストランやエンターテイメント施設などが多い

殆どの場合、大人と同じ扱いです。とは言え、別の部屋に宿泊するとなると不安ですので、家族全員の人数が1部屋に宿泊できるホテルやコンドミニアム(サービス・アパートメント)やAirbnbの利用が望ましいでしょう。公共交通機関での利便性が良ければ、立地は中心部でなくても問題なさそうですが、もう体が大きいので部屋の大きさやベッドの大きさ(簡易ベッドの大きさ)が十分であるかも確認が必要です。

英語の勉強のために、チェックインを子どもに頼むのも良いかもしれません。

 

どこで予約をするか?

ホテルの予約サイトはたくさんあります。出発前に前もって支払いを済ませておきたい場合はExpediaや楽天トラベル、現地払いならBooking.com、とことん価格が安いサイトを探すならTrivagoで比較した上で最安値のサイトで予約が可能です。「同じ部屋なら安いほうがいいですよね?」とCMで言っていますが、はたしてそうでしょうか?旅行の仕事を20年以上してきた経験から、基本的に旅行商品は"安かろう、悪かろう"が当てはまります。もちろん同じ部屋と言っている以上、同じタイプの部屋がアサインされますが、最安値で宿泊する場合は満室の場合に蹴り出されるリスクもあります。というのも、ホテルはキャンセルを見越して部屋数以上の予約を受けることが一般的で、キャンセルが想定を下回った場合にはオーバーブッキングの状態になります。そうなった場合には最安値で宿泊している人が蹴り出される対象になることが多いのです。閑散期にはそのリスクは少なくなりますが、繁忙期には十分な注意が必要です。

 

個人的なオススメは、Booking.com

これまでの100回以上の海外渡航時に様々な方法で予約をしてきましたが、この数年間は殆ど全てBooking.comを利用しています。理由としては、

  1. ホテル予約サイトの最大手で信頼が置ける
  2. 最安値ではないものの、それに近い金額であることが多い
  3. サイト、アプリが使いやすい
  4. 5回以上利用すると上級会員(Genius会員)になり、多くのホテルで宿泊料金の10%OFFとウェルカムドリンク、レイトチェックアウトなどの特典がある
  5. 海外旅行や出張の頻度が高いので、同じサイトで全てのホテル予約管理ができる

去年の夏休みに行ったカンボジアのシェムリアップのホテルで部屋のアップグレードがされたり、バンコクのホテルで滞在中に使えるドリンク券(アルコール含む)が付いていたりと、値段以上のサービスを受けることができました。旅行の度に最安値のサイトで予約するよりも、どこか特定のサイトのロイヤルカスタマーになるほうが良いケースもあるのではないかと思います。

いつまで有効分かりませんが、クーポンコード「1B717340」を入れて予約すると、滞在後に2,000円が返金されるようです。クリックすると日本語に変わります。

 

子連れの旅行は何かとピリピリしますが、間違いないホテルを選んで、子連れ海外旅行の不安をまずは一つ解消しましょう!

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