シングルパパ、Big Daddy、時々旅人

会社では部下や若手社員のBig Daddy、家では二人の子どもをワンオペで育てるシングルパパ。そして趣味は海外旅行。人生に福あり。

【つぶやき】会社に感謝⁉︎ 次々と難題が降ってきて、50人のBig Daddyになりました

今の自分を表す3つの存在のうち、"Big Daddy"に関して

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以前は会社に幾つかある小さな営業部の一つで部長をしていました。海外出張が多く、時差の関係で勤務時間が長く、シングルパパには家庭との両立が難しいのが実状でした。

 

数ヶ月して、他部署に異動になりました。ウェブコンテンツの制作・更新を行う新部署で、自分以外は各営業チームから集められたアルバイト20人。新しい部署なので全てがゼロからのスタートでした。アルバイトの中から数名を正社員登用し、課長を社内調達し、組織を作り、試行錯誤しながら業務フローを決めていき、3ヶ月くらいで何となくかたちになりました。

 

そんな時、経営陣から海外支店で同じ業務をしている部署のマネジメントをして欲しいと依頼がありました。せっかく仕事が少し落ち着いてきたところですが、どうせ同じ仕事をしている海外の部署なのでと引き受けることに。10名ほどの部下は全員が外国人。出張は深夜発&深夜戻りの日帰り。日本と同じ方法で立ち上げを行い、半年後に何とかこちらもかたちになりました。

 

その途中で会社の部署横断のプロジェクトチームが立ち上がり、部長陣の中から責任者を選出することに。ここでも、まさかの任命を受けて、会社の一大プロジェクトの舵を握ることになりました。

 

会社は自分がシングルパパであることは知っているはず…。1年間で3つの新しい組織を立ち上げ、同時にさばいていくのは、制約が多いシングルパパには至難の業でした。

 

それから1年が経ちました。

どの組織も問題を抱えながらも成長し、部下の数は50人に増えました。20代中心の、本当に可愛い部下たちです。僕のことを"Big Daddy"と呼び、慕ってくれ、父の日と誕生日にはみんなで祝ってくれました。こんなに嬉しいことはありません。この50人の部下以外の迷える若手社員たちの"Big Daddy"としても、日々何かと相談を受けるようになりました。

 

シングルパパと仕事の両立はやっぱり大変です。ですが、仕事は充実していて、お金を稼ぐ以上の意味を持っています。会社が僕に試練を与えたのは、この結果が分かっていたから?真相は分かりませんが、次々と難題を与えてくれた会社に感謝しています。

 

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【つぶやき】愛する人がそばにいたら、今すぐ抱きしめて欲しい

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抱きしめたくても、嫁さんはこの世にいない。

あんなに愛おしい子どもは一親等、自分に無償の愛を注いでくれる親も一親等。親等とは自分からの距離のこと。そして配偶者は0親等。自分と同じ。

夫婦って、良い時も悪い時もあるけど、何故か悪いことばかりが目に付いてしまいがちだ。

でも自分の親や、時には自分自身以上に自分のことを知ってるのって、配偶者だったりする。

すぐ近くにあるものは、価値が分からなくなる。

失ってから初めて気付いても、もう抱きしめることはできない。

愛する人がそばにいたら、今すぐ抱きしめて欲しい。

【つぶやき】日々の料理は、シングルパパの意地と誇り

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去年の運動会のお弁当

嫁さんがいた時は、とにかく家ではぐうたら父ちゃんでした。仕事が忙しかったのもあるけど、家のことは全て嫁さん任せ。自分の好きな時に子どもの面倒を見て、イクメンだと思っていました。

嫁さんが永遠の旅に出て、いざ子どもたちを一人で育てていくことになり、どれだけ家のことを何一つ知らなかったかを実感。今更だけど、嫁さんには感謝しても感謝しきれません。

その時、子どもたち二人は小学生。これから思春期を迎え、反抗期がきて、受験戦争に翻弄され、たくさん恋愛をして、就職して、ここから巣立っていくでしょう。仕事・家事・子育てを一人でやっていかなきゃいけないけど、まずは子どもたちが最優先。子どもたちが「うちにはお母さんがいないから」なんて寂しい思いをしないよう、周りの人たちから「あの家は奥さんがいないからね」なんて言われないようにしたい。嫁さんがいた時と同じ環境をできるだけ維持したいけど、仕事・家事・育児に追われる父ちゃんにできることは何か?それは毎日の料理でした。

 

最初のうちは会社の帰りにスーパーで惣菜を買っていましたが、毎日母親が作った出来たての料理を食べていたからか、子どもたちが全く食が進みません。スーパーの惣菜が悪い訳ではなく、十分に美味しいのですが、「出来合いは買わず、絶対に自分で作る」ことを誓いました。また全員一緒に食べることも。子どもたちが大きくなると、いつまで続けられるか分かりませんが、子どもたちが美味しそうにご飯を食べる姿を見て”父ちゃん、頑張ろう!”と奮起します。

 

 

そりゃー、仕事でクタクタになって、「もう無理」と思うことはあります。だけど、美味そうに自分が作ったご飯を食べる子どもたちのことを想像して、日々頑張るしかない。たまにスーパーの総菜を買おうが、子供たちは気にしないと思いますが、シングルパパの意地です。

あと子どもの部活の時の弁当や運動会の弁当などは、みんな興味津々らしく、注目度が高い...。確かに「お父さんが作る弁当はどんなんだろう?」と気になるのは理解できます。別にだからどうってことはないのですが、どうせ作るなら「おおっ!」と思わせたいので、結構気合が入ります。運動会のお弁当に至っては、「おせち料理か?!」と思う感じです....。 

不要な意地かもしれませんが、自分が頑張れることを頑張っていきます。

 

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【子連れ海外旅行】エコノミークラスより安い!シンガポール往復のビジネスクラスが7.8万円!!

どうしてもエコノミークラスに乗りたくなかった...

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去年3月にアメリカに行った時に久しぶりに長距離の飛行機に乗ったら、そりゃーしんどかったんです。行きのニューヨーク便は12.5時間、帰りのロサンゼルス便は10.5時間。ANAさんのせいではないけど、寝なきゃいけないのに全然寝れないし、疲労感が半端ない。若い時は全然平気だったのに、長距離のエコノミークラスが辛くなってきました。

そもそも20代~30代前半の時はエコノミーでも十分だったのに、出張といえばビジネスクラスがつきものでした。出発までラウンジでシャンパンを飲んで、飛行機の中では名前を呼ばれ、寝返りが打てるフルフラットシートでゆっくり寝られるのが当たり前だったのに、世の中の流れで出張もエコノミー限定になってしまいました。そこから飛行機に乗るといえばエコノミー以外の選択肢がなくなり、ビジネスなんて夢の夢だと思っていましたが....、アメリカ旅行でエコノミー拒否症候群になりました。

 

シンガポール行きで予約したビジネスクラスは一人7.8万円

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ANAと同じスターアライアンスの加盟メンバーです

旅のプロとして今まで避けて通ってきた、エア・チャイナ(中国国際航空)。ですが、エア・チャイナのビジネスクラス料金がシンガポール航空のエコノミークラスより3千円安い。かつスターアライアンスに加盟しているのでANAのマイルが1.25倍貯まり、今回の旅行だけで国内線が無料になるくらいのマイルが貯まります。遅延が多い、サービスレベルが低いなど悪い評価が多いのですが、ラウンジとフルフラットシートの誘惑に負け、禁断のエア・チャイナでシンガポール往復の予約をしていました。

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北京~シンガポール間は最新のB787-900で運航しています
予約はエア・チャイナ公式ウェブサイト

腐ってもスターアライアンス加盟の航空会社なので、公式サイトの使い勝手は悪くありません。東京~北京間はビジネスクラスが狭いA320が主流なので、わざわざフルフラットになるA330の便を選びました。北京での乗り換え時間が6時間もありますが、遅延が怖いのと、北京空港ではファーストクラスラウンジが使えるのでよしとします。北京~シンガポールは予約時はA330でしたが、途中で最新のB787に機材変更になりました。ラッキー!

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 料金の詳細

諸経費込みのビジネスクラス往復の料金は、大人 8.5万円/子ども 6.3万円で、3人で割ると一人当たり 7.8万円。安いですね~。エコノミークラスの場合は空港税などの諸経費だけが子どもが安いケースが多いですが、ビジネスクラスはしっかり子ども料金が設定されていてお得です。

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実はシンガポールが最終目的地ではなく、行先はモルディブです。シンガポールから先はエコノミークラスですが、スリランカ航空でシンガポール~コロンボ~マーレとフライトが続きます。スリランカ航空の航空券が一人 3.6万円なので、日本からモルディブ往復のビジネスクラス+エコノミークラスの合計金額は 11.4万円となります。モルディブに行くだけならLCCを使ってもっと安く往復できますが、必ず乗り換えが必要ですし、長距離のエコノミークラスは今は避けたいので、まあまあじゃないでしょうか。

 

今月に実際に搭乗しますので、またレポートします!

 

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【つぶやき】食いつぶすだけのニート(?)な次男坊と三男坊

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うちの次男坊(黒)と三男坊(白)です

仕事・家事・育児にてんてこ舞いなのに、うちには猫が二匹います。どちらも保健所に連れていかれそうになっていた子猫を娘が家に持ち帰ってきました。もともと僕は犬派だったのですが、すっかり気まぐれな猫の虜です。

 

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毎日お風呂についてくる次男坊

一日みっちり仕事と家事をして、ゆっくり風呂で疲れを癒したいところなのですが、毎日黒いほうの猫がお風呂に一緒についてくるので、ゆっくりはできません...。お湯を飲みたくて来るのですが、ここ最近は風呂に入ろうとすると、もう風呂場の前で待ち構えています(笑)。一人で風呂に入りたい時もありますが、可愛いので許す!

 

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ソファーでのんびりしていると甘えてくる三男坊

風呂から出てソファーに座ると、今度は白い猫がまとわりついてきます。家事の合間の貴重なのんびりタイムなのに、頭や体を撫でて欲しいと甘えてきます。一人でのんびりしたい時もありますが、可愛いので許す!

 

もともとは捨て猫のはずなのに、安いキャットフードを食べてくれず、少し高めのやつをあげています。腹が減ったら食べるだろうと思って安いキャットフードを入れておいても、口をつけないグルメ(強情?)な奴らです。"食いつぶす気か!"と言っても、素知らぬ顔。まー、猫ですからね。

毎日、何だかんだと次男坊&三男坊に癒されています。

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【シングルパパの手料理】ひな祭りはいつまで祝うの?娘はいつまでも僕のプリンセスです💖

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今日のメニューは、ちらし寿司、ローストビーフサラダ、豚スペアリブのパクチー焼き、蛤椀、ロールケーキ、イチゴ

家族の記念日を何より大事にしていた嫁さんの意思を継ぎ、子どもたちの誕生日やこどもの日、クリスマスなどはご馳走を作って祝うことが我が家の定番ですが、「ひな祭りは、いつまで祝うんだ?」と不思議になりました。調べてみると諸説あって、結婚するまでというのが濃厚な様子。

 

中学生になった娘は、思春期の真っ只中。僕と話をしないと生きていけないので、必要な会話はするものの、やっぱり会話は減りましたね。もう「パパ」とは呼んでくれませんが、「パパ、大好き〜❤️」といって、嫁さんと僕を争っていた頃に30秒だけでも戻ってくれないかな…。

 

もう目に入れても痛くない年頃ではありませんが、やっぱり幾つになっても娘は僕のプリンセス。たまにはパパに優しくしてね〜。

 

天国の嫁さんも娘の成長を喜んでいることでしょう。

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この娘が立派に成長しています

 

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今週のお題「ひな祭り」

【シングルパパの手料理】5日間でアジア5ヶ国旅行!料理で旅するアジアン・ウィーク

毎日の料理が面倒...。なら、気持ちを入れ替えて楽しく料理しよう!

仕事・家事・子育てを一人で行うワンオペのシングルパパなので、日々の料理は義務(責任?)です。いくら毎日作るものが決まっているといっても、特に仕事が忙しい時期は会社から帰宅後に料理をすることが死ぬほど面倒。

そんな時は料理をすることに"楽しみ"の要素を加えるようにしています。「がっつり肉ウィーク」とか「創作料理ウィーク」とか、料理をするモチベーションを高めます。

 

第一回 アジアン・ウィーク

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今回挑戦したのは、「アジアン・ウィーク」。出張や旅行で行く機会が多いアジアは美味しい料理が多く、"食べる"ことが現地での一番の楽しみ。自分で料理するのは難しいかな...と思いますが、もともとは家庭料理が主流なので、手早くできる料理が多いです。また市販のCook Doみたいな調味料を使うと簡単ですし、多少材料が足りなくても普段の調味料を使って美味しく作れます。今回、アジアン・ウィーク用に買い足したものは、月桂樹(ローリエ)のみ。基本的には冷蔵庫の中にある材料と調味料、一部は海外で買った調味料を使って作ります。

 

Day 1. フィリピン

出張で定期的に訪れる国、フィリピン。シャイな人が多いですが、非常に献身的で、嫌な目に遭ったことはありません。アメリカ統治時代の影響で英語が広く通じ、現地のタガログ語と英語が混ざった「タガリッシュ」がよく使われます。一方でスペイン統治時代が長かったので、スペインの影響も大きいです。フィリピン人の名前は半分くらいがスペイン系の名前じゃないかな?「アントニオ」とか「ホセ」などの名前が多いですが、顔は普通のアジア人です(笑)。

また料理もスペインの影響が大きく、フィリピンの家庭の味(日本でいえば肉じゃが)の「アドボ(Adobo)」は、スペイン語で「マリネ」という意味。肉を醤油とお酢で甘辛く煮込んだフィリピン家庭料理の定番です。日本同様に白ご飯をよく食べるので、ご飯に合う味が濃い目の料理が多いのが特徴です。他のアジア諸国のようなスパイシーな料理はあまり無いので、日本人には万人受けするのではないかと思います。

 

Day 2. インドネシア

こよなく愛するバリ島は、インドネシアの東側に位置します。タイ料理のような多彩さやパンチはありませんが、どことなく素朴な味が大好きです。料理自体は辛くないものが多いので、子どもでも食べられないものが少ないです。辛くしたい時は別皿に入っているサンバルを加えます。唐辛子やニンニク、赤玉ねぎ、トマト、塩などをすり潰して作るサンバルはレストランによって味が異なり、本当に美味しいものは持って帰りたくなるほど。どのスーパーにも瓶詰やプラスチック容器のサンバルが何種類も売られていますので、バリに行った際には大量に買って帰っています。

 

Day 3. 韓国

お隣の国、韓国は美味しいものがたくさんありますね~。この距離なので、美味しいご飯を食べるためだけの目的で週末にふらり出掛けたくなります。韓国料理で使う調味料は日本料理のものと似ていますが、牛肉だしやコチュジャンがあると一気に韓国料理の味に近くなります。さすがにキムチは市販のものを買ってきますが、そこにひと手間掛けると更に美味しくなります。キムチの容器に砂糖とごま油、3cm幅くらいに切った生のニラを適量入れて、一晩置くだけ。味にコクと甘みが追加され、少し高級なキムチに変身しますよ!

 

Day 4. タイ

アジアン・ウィークにタイ料理は欠かせません。昔から本当に好きで、子連れでタイに行った時も美味しいタイ料理をたくさん食べる意気込みだったのですが、何せ辛い料理が多いので子どもには不評...。もちろん辛くない料理の種類も多いのですが、食べたかったのが思いっきり辛いタイ料理だったので、子どもたちには支持されませんでした。ちなみに辛い料理はタイ北部のものが多いようです。プーケットなどの海辺では魚介類が多く使われます。どこで何を食べても大きく外れることがないのは、大阪同様に食に対する誇りと拘りの現れなのかもしれません。

 

Day 5. シンガポール

中華系、マレー系、インド系の住民に加え、さまざまな国の人たちが住む多民族国家ですので、"これがシンガポール料理だ!"というインパクトが強い料理はありませんが、老若男女を問わず大好きな「海南チキンライス」や「チリクラブ」などが定番のシンガポール料理です。家で作るのは難しいですが、豚スペアリブをスパイスや漢方で煮込んだ肉骨茶(バクテー)は絶対にシンガポールで食べたい一品。味がよく染み込んだ肉も美味しいのですが、とにかくスープが絶品!シンガポールに行った際は是非ご賞味ください。

 

総評

前日の夜にある程度の仕込みをしておくことで、毎日30分の調理時間で5ヶ国の晩御飯を作ることができました。ありです。世界三大料理の中華料理を残しているので、第二回のアジアン・ウィークも近いうちに開催したいと思います。

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