シングルパパ、Big Daddy、時々旅人

会社では部下や若手社員のBig Daddy、家では二人の子どもをワンオペで育てるシングルパパ。そして趣味は海外旅行。人生に福あり。

嫁さんの病気のこと ③恐れていた再発

ガンの治療が終わり、前と同じ普通の生活に戻った。手術でリンパ節を除去したのでリンパ浮腫への注意は必要だけど、家族4人で楽しく過ごせること、そして嫁さんがいることに対して、改めて幸せを噛み締めた。

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いつも通りの3ヶ月に一度の検診の際、検査に引っかかった。もう2年以上も問題なく、安心していたところに暗雲が立ち込める。結果は、乳ガンの再発。肺と肝臓に転移しており、早急に治療が必要とのこと。ちなみに肺にガン細胞があるが、肺ガンとは呼ばず、乳ガンの肺転移と言う。モノが違うらしい。そんな話を嫁さんと医師がしている。相変わらず僕はショックを受け、嫁さんはまたもや治す気満々。息子の卒園式と入学式が控えているので、脱毛の副作用がある抗ガン剤は後回しにして、先にホルモン療法から始めることに。

ホルモン療法は副作用が少なく、身体への負担があまりない。効き目のほどは気になるが、この間にドバイとパリに家族旅行に行ったりと、再発していることなんか殆ど気にしていなかった。一度再発すると完治はしないので、一生の付き合いになるが、こんな感じであれば悪くないのでは?だが、ホルモン療法では状況は好転せず、副作用が強い抗ガン剤の投与が始まった。

抗ガン剤は一定の期間しか効き目がなく、それを過ぎると効かなくなる。なので、異なる抗ガン剤をリレー方式で投与することになるが、出てくる副作用も異なってくる。今回の抗ガン剤は吐き気と食欲減退が強く、嫁さんがみるみるうちに痩せてきた。1ヶ月で体重が10kg以上落ち、危険を感じていたところに薬が効いていないことが分かり、投与終了。

次の薬が、実質使える最後の抗ガン剤となる。閉経後に使える抗ガン剤は多く、また他の国では認可されているのに日本では認可されていないものも多い。大いなる期待を込めて、投与を開始。脱毛の副作用は強いが、体への負担は軽めなので、少しだけ安心。だけど嫁さんは副作用が強いほど治りやすいのでは?と思い、不満気味(関係性はないはず)。食欲が戻ってきた嫁さんが美味しそうにご飯を食べる姿が微笑ましい。

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