嫁さんと死別して2年余り。最期を看取った時に嫁さんに言った「これからも一生愛してる」という言葉通りに、嫁さんへの想いは変わっていない。だけど相手がこの世にいない状態で愛し続けるのは辛く空しい。
片思いが成り立つのは、少なくても相手が同じ世の中にいて、0.1%でも相手からの愛を受ける可能性があるからではないだろうか。
嫁さんと過ごした10数年の間に、嫁さんから受けた愛は一生分に値するものだったけど、それだけでこれからの長い人生を過ごしていけるのだろうか。
今でも普通に玄関から「ただいま~」と元気な姿で帰ってきそうな気がする。
嫁さんに会いたい。
それだけ。