死別した人の共通の悩み(?)は、夢でいいから会いたいと思っても、なかなか夢に出てこないこと。
毎日想い続けているのに、何で夢に出てこないんだろう?それとも夢で会ってるけど、覚えていないだけなのか?
今日は半年ぶりに嫁さんが夢に出てきた。手をつないだまま、たくさん色んな話をした。嫁さんは幸せそうな顔で、僕の話を嬉しそうに聴いてくれた。僕も久しぶりに嫁さんと話をすることが本当に幸せだった。
目が覚めた時に、手のひらに嫁さんと手をつないでいた感覚があった。付き合い始めた時、婚姻届を出しに行った時、2人の子どもの立会い出産の時、子どもたちを預けて2人だけでデートをした時、初めて新築の我が家に入った時、病院に通院する時、そして最期の時、僕たち夫婦は常に手をつないでいた。その感覚が今日の朝に目覚めた時に手に残っていた。
人は亡くなったらそのまま居なくなるだけではないかもしれない。今日、改めてそう思った。